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内容 |
イントロダクション~表象とは:授業概要と全体の流れを説明する。また導入として各自がイメージする芸術とはなにかを考え、これからの学習の準備を行う。
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予復習 |
初回の予習は不要だが、使用テキストの説明や今後の授業全体の流れについて復習して2回目に臨むこと
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担当 |
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2 |
内容 |
芸術という言葉の日本語訳の元となったarsやtechneの概念について学ぶ。また音楽や美術に関わる表現者の映像資料を元に、表象について理解を深める。
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予復習 |
近代以前と以後の特徴・違いを明確に理解できるよう復習する
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担当 |
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3 |
内容 |
芸術家と勝負師と研究者:創り出されたものが持つ芸術としての価値や輝きの特徴を見つけ、また芸術家やそれに類する職業者の美意識の持ち方や変化・変遷について学ぶ。
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予復習 |
美意識の持ち方や変化・変遷についての振り返り
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担当 |
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4 |
内容 |
日本画と洋画の違いとは?:いわゆる日本画というジャンルの成り立ちや分類には、日本の近代化に伴う矛盾やねらいが見え隠れする。画材や支持体の違い、表現技法や題材の違いなどを踏まえ理解を深める。
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予復習 |
身近にある日本画作品を探し実際に確認する
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担当 |
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5 |
内容 |
古典的技法が持つ表現の意義:現代において、写実絵画/リアリズム絵画の持つ意味や新しい表現を探る。古典的描法でありながら、独自の視点で同時代的テーマの制作を続ける画家について学ぶ。
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予復習 |
リアリズム絵画の代表的な作家や作品を観賞する
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担当 |
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6 |
内容 |
制作と作品:芸術が「作品」と呼ばれるためには、なにが必要なのか。またその作品の評価や巧拙の評価を下すのは誰なのか。素人や市民の暮らしと芸術的活動の関係を取り上げる。
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予復習 |
ワークで行った芸術分析を各自で掘り下げる
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担当 |
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7 |
内容 |
芸術家と画家:作品制作をすることと、それを売って対価を得たり評価や格付けを受けることは、どのような関係があるのか?1人の画家の生き方の映像資料を見ながら考察する。
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予復習 |
作品の評価基準についての振り返り
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担当 |
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8 |
内容 |
芸術と教育、図工と美術:芸術教科としての図工・美術の時間数は、年々減少している。芸術や美術を教えることはできるのか、どのような意味があるのかについて掘り下げる。
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予復習 |
中間課題を課すので、これまでの復習も含めて取り組む(準備学習4時間以上)
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担当 |
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9 |
内容 |
芸術の価値と価格:美術収集家やギャラリストの活動を通じて、美術作品の保護や収集の意義を学ぶ。また作品の価値・価格はどのように決まって行くのか理解を深める。
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予復習 |
購入できる作品について調べてみる
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担当 |
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10 |
内容 |
美術館や展覧会のシステムと芸術表現の関係:戦争画(戦争記録画)が美術史上どのような意味を持ち、現在どう取り扱われているか学ぶ。
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予復習 |
戦争画に該当する代表的な作家や作品を観賞する
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担当 |
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11 |
内容 |
個人の思いと表現されてしまうものとの関係:人は、どのような時に芸術やそれに類するもの、また芸術であるとされる物を作り出すのか、展覧会「尊厳の芸術展」を通じて理解を深める。
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予復習 |
「尊厳の芸術展」の振り返り
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担当 |
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12 |
内容 |
匿名性、有名性、無名性:芸術の表現には、匿名性や無名性があることが、特に重要な意味を持つものがある。ホスピタル・アートの分野における社会と芸術の関わりを学ぶ。
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予復習 |
ホスピタル・アートの振り返り
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担当 |
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13 |
内容 |
災害・震災と芸術の関係:非常時や被災時の芸術はどうあるべきか?また悲劇や負の遺産と芸術の関係などを、ダークツーリズムや共生のキーワードをふまえて読み解く。
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予復習 |
最終レポート課題について説明するので、その準備をはじめる
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担当 |
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14 |
内容 |
アール・ブリュット:生(き)の芸術:アウトサイダー・アートやアール・ブリュットとも呼ばれることがある芸術が持つ特徴、意義や分類そのものへの是非や疑問も含めて、その現状や問題点を学習する。
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予復習 |
アール・ブリュット概要の振り返り
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担当 |
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15 |
内容 |
まとめ:芸術表現の分類、評価や価値の視点、古典と現代の表現の移り変わり、社会との関わりなど、これまでの授業で取り上げてきた項目を総括し表象の概念を理解する。
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予復習 |
全体を通じて振り返りながら最終レポート課題に取り組む(準備学習4時間以上)
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担当 |
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16 |
内容 |
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予復習 |
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担当 |
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