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内容 |
心理学概論で扱うこと:心理学という分野についての概説を行いながら、この学期に扱う事項の紹介をします。
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予復習 |
心理学者の原典のプリントの予習には4時間程度、毎回の授業プリントの復習とまとめには2時間程度あててください。
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担当 |
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内容 |
心理学の知について:わたしたちが心理的現象を知る際に様々な知り方がありますが、そのうちで、客観と主観、及び、科学的知と実存的知という概念を通して、心理学の役割を考えていきます。特に、尺度を使った測定(量的研究)と意味の分析(質的研究)
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予復習 |
この授業から「知る」ということに敏感になってください。「量と質」の違いの理解をしましょう。
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担当 |
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内容 |
心理学黎明期:精神物理学という流れの解説と歴史的な意味についての授業となります。ウェーバーとフェヒナーが行った人間の感覚の計測というテーマを扱います。
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予復習 |
授業プリントの復習とまとめをしてください。特に、ウェーバーとフェヒナーの実験の理解をしましょう。
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担当 |
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4 |
内容 |
心理学の成立過程の概観:ヴントは心理学の祖として、その名前は知られていますが、何をした人?と言われるとあまり知られていません。2時間をかけて、この時期にヴントによって築かれた基礎の解説をします。
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予復習 |
前もって桑田芳藏の「民族心理学」のプリントを配布します。熟読しておいてください。読みにくいものですが、ヴント理解にはよい研究書です。
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担当 |
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5 |
内容 |
ヴントの実験心理学と民族心理学:二つの互いに異なった心理学が同一人物のなかで併存していた事情とそれが、それ以降、どのような心理学の道筋、歴史を築く基盤になったかというところに焦点をあてましょう。
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予復習 |
桑田の後半を読んでください。
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担当 |
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6 |
内容 |
科学としての行動主義:行動主義という心理学を科学として捉えようとした流れを追います。科学として心理学をとらえるために方法論として対象を「行動」に限ったところに特徴があります。
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予復習 |
B.F.スキナーの著作のうち一番思想的なものでBeyond Freedom and Dignity<自由と尊厳を超えて>の一部分を読んでください。
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担当 |
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内容 |
行動主義から認知主義:行動主義が優勢な時代に認知革命が起こり、認知心理学が起こってきた道筋を追っていきます。2~3コマの時間でこれら二つの学派を扱いますので、かなり、忙しくなりますが、興味深い研究がたくさん出てきます。
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予復習 |
授業プリントの復習とまとめをしてください。特に、行動主義の複数の学者に関しては、その特徴をまとめてください。
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担当 |
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8 |
内容 |
認知心理学の位置づけと研究:認知(Cognitive Psychology)心理学という心理学が生まれた理由と、その心理学の流れから誕生した興味深い心理学者とその研究をみていきます。
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予復習 |
認知心理学の実験や理論を整理しましょう。授業プリントを参考に、各自で調査してみましょう。
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担当 |
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9 |
内容 |
もう一つの科学としての精神分析:精神分析というフロイトがその基礎をつくった分野の科学としての位置づけと、基本的な概念を紹介します。ここでも、心理学の流れの中で捉え、理解していけるようにしましょう。
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予復習 |
フロイトの基本的な概念をまとめてください。授業プリントを参考に、各自で調査してみましょう。
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担当 |
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10 |
内容 |
精神分析の基本としての無意識と発達:フロイトの無意識とトラウマ、発達という見方についての解説をします。字義の理解・記憶ではなく、メカニズムの理解を試みましょう。授業も、皆さんにフロイトが見た心の仕組みを伝えられるよう計画します。
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予復習 |
フロイト発達観と無意識とトラウマのメカニズムをまとめてください。授業プリントを参考に、各自で調査してみましょう。
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担当 |
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内容 |
フロイトのヒステリーと夢:フロイトの研究のうち「ヒステリー研究」又は「夢判断」を扱います。年によって、どちらか片方になります。
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予復習 |
「ヒステリー研究」又は「夢判断」の一部をプリントで配布しますので、読んでください。
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担当 |
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12 |
内容 |
精神分析と分析心理学:ユングとフロイトの比較を通して、両者の違いと相補的な関係を見ていきましょう。ユングは、日本では比較的受け入れられている心理学者ですので、興味がある人はさらなる調査をしてください。
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予復習 |
ユングの無意識に対する見方と元型という概念の理解をするために、授業プリントを復習して、簡単な課題に対する答えをまとめてください。
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担当 |
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13 |
内容 |
精神分析と自我心理学:精神分析の枠組みの中で「自我」に焦点をあてた心理学を扱います。特に防衛機制等フロイトから始まって、そののちに、多くの心理学者が理論の精緻化を行ってきた事項を扱います。
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予復習 |
アンナ・フロイトの「自我と防衛」の一部を読んでください。
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担当 |
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14 |
内容 |
アイデンティティ:近年のアイデンティティ観はエリクソンがその出発点を示してくれたところから発展しています。いくつかの異なった見方と、その応用の仕方を扱います。
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予復習 |
エリクソンの「幼児期と社会」のプリントを読んでください。
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担当 |
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15 |
内容 |
心理学の応用:現在の心理学の状況をレビューしていきます。
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予復習 |
自己分析をしてみよう。エリクソンを応用して自己分析の簡単な課題を出します。
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担当 |
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16 |
内容 |
物語分析
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予復習 |
最後の授業では物語の心理的分析の方法を扱いますので、該当の物語をよく読んでおいてください。
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担当 |
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