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キャリア・デベロップメント展開
川北 泰伸・小泉 真理
大学名 清泉女学院大学
学部・学科 人間学部 共通教育科目
開講キャンバス 上野 授業形態 演習
履修区分 必修 単位数 2単位
配当年次 3年 開講期
授業の概要

「キャリア=生きること」ととらえ、卒業後の人生で経済的に自立することを前提に学びます。毎回オムニバスでゲスト講師を迎え、さまざまな立場から話を聞き、対話と質疑応答に取組むことで、(1)「働くこと」と「社会」との関係を理解する、(2)自分はどのように社会に貢献することができるのかを考えて卒業後のビジョンを形成できることを目指します。よって、就職活動と関連していますが、必勝ノウハウの獲得は目的ではありません。なお、この授業はキャリア支援課と連携しています。また、毎授業でグループでの話合いを行うため、知らない人と話すことが前提の授業です。

学習到着目標

課題発見力とコミュニケーション力の獲得を目標とする。課題発見力では、キャリア形成における課題を多面的に認知できること、コミュニケーション力では、自らのキャリア形成に必要な対話と質疑応答ができることを目指す。

成績評価方法

リアクションペーパー(40%)、授業の課題提出(30%)、期末課題(30%)

課題に対する
フィードバック方法

各回の授業で、その都度コメントする。

アクティブ
ラーニング要素
■外部連携の課題解決型学習(協定あり) ■ディスカッション・ディベート ■グループワーク □プレゼンテーション(発表) □実習・実技・実験 □フィールドワーク ■リアクションペーパー
授業計画
授業項目・内容 / 各回の準備学修(予習・復習)について / 担当
1 内容

授業の内容と進め方(課題と期末レポートの指示を出します)

他の専門科目と学び方が異なることを理解する。

予復習

学生便覧の「就職・進学支援」のページを熟読し、本学の支援について理解する(1時間)

担当

川北・小泉

2 内容

わたしの学生生活

学生生活をキャリア形成の視点から振返り、自分の成果を理解する。

予復習

学生生活で取り組んだことについてメモを作成する(準備学習時間4時間)

担当

川北・小泉

3 内容

学科の学びとキャリア形成

学科の学びと卒業後の進路の関連性を理解する。

予復習

復習:学科の学びと卒業後の進路の関連性について、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

4 内容

女性の生き方(1):ワークライフ

働くことと生きることは二項対立構造ではなく柔軟性を持っていることを理解する

予復習

復習:自分のワークライフを考えて、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

5 内容

女性の生き方(2):やりがい

キャリア形成は人生を通じて継続的に向き合うものであることを理解する

予復習

復習:やりがいをキーワードに仕事を考察し、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

6 内容

組織で働く

組織で働くことの特徴を理解する

予復習

復習:組織で働くことの特徴について、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

7 内容

履歴書について(1):意義の検討

履歴書の意義を理解する

予復習

復習:履歴書の意義について、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

8 内容

職業選択

自分の興味関心・特徴と職業選びとの関係を理解する

予復習

キャリア支援センターが企画する「業界研究セミナー」へ参加し業界を理解する(準備学習時間4時間)

担当

川北・小泉

9 内容

ワークショップの準備

社会人との座談会のための学生グループの確認と質問を準備する

予復習

キャリア支援センターが企画する「業界研究セミナー」へ参加し業界を理解する(準備学習時間4時間)

担当

川北・小泉

10 内容

ワークショップ(1):会社ってなに?

社会人との座談会を通して、会社で働くことの特徴や意味を理解する

予復習

社会人への質問を事前に準備する。この回までに、履歴書の課題に取組み提出する(準備学習時間4時間)

担当

川北・小泉

11 内容

卒業生の今

卒業生から、自分と社会との関わりについて話を伺い、自分と社会の接点を理解する

予復習

キャリア支援センターが企画するセミナーへ参加し、就職活動のプロセスを理解する。(1時間)

担当

川北・小泉

12 内容

ワークショップ(2):学生と社会人のちがい

若手社会人との座談会を通して、学生と社会人の違いを理解する

予復習

社会人への質問を事前に準備する(1時間)

担当

川北・小泉

13 内容

先輩から学ぶ(1):4年生の体験談

4年生との座談会を通して、自分を生かすことと働くことを

予復習

復習:自分が大切にしたいことを考え、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

14 内容

履歴書について(2):社会で活躍するために

履歴書の事例を紹介しながら、自分なりの表現を考える

予復習

復習:丁寧に取組むためのポイントを考え、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

15 内容

授業のまとめ

第1回から第14回までを復習し、キャリア形成の柔軟性を理解する。7つの力ルーブリックアンケートを行う。

予復習

復習:キャリア形成の柔軟性を考察し、メモを作成する(1時間)

担当

川北・小泉

16 内容
予復習
担当
準備学修
(予習・復習)時間

「各回の準備学修」項目を確認し、講義・演習は4時間(実技・実習は2時間)程度の予習・復習を奨励する。

ゲストとして社会人や企業の方にお越しいただくので、事前の下調べと質問の作成を行ってください。

教科書

2年次に実施した「就職レディネスチェック」の『ワークブック』を使います。

参考書・文献

東洋経済新報社編『就職四季報女子版』、東洋経済新報社編『就職四季報優良・中堅企業版』、東洋経済新報社編『会社四季報業界地図』、経済産業省『ホワイト企業』文藝春秋、2013年、池上彰『そうだったのか!日本現代史』集英社文庫、2008年

履修条件

・キャリア科目の履修およびキャリア支援課が実施する支援プログラムに参加すること。・ゲストの都合で、予定を修正する可能性があります。

ICT活用 ■自主学習支援【SJCラーニングを課題で取組みます。必要に応じて、グーグルクラスルームを活用します。】
■遠隔授業【必要に応じて活用する場合がある。】
実務経験 ■実務経験の内容【広告代理店で企画営業職として4年間勤務し、営業所の立ち上げに参画。行政の審議会の委員。】
■所持している業務関連資格【日本評価学会認定評価士】
備考